肌触りのよい縮緬地の単衣小紋は、無地場の多い飛び柄がクールでさっぱりした印象です。存在感のある名古屋帯を合わせて同系色でまとめたら、通好みの小洒落た装いになりました(^-^)v　ランチやショッピングなど日常のお出かけに、洋服感覚で気軽にお召しいただけます。親しい方との気さくなティータイムにいかがでしょう♪ 【単衣小紋】 シックな江戸鼠(えどねず)＝やや茶色がかった濃い灰色の縮緬地に、大ぶりの源氏香と月を江戸紫＝青みを帯びた紫色の染め疋田で表した、シンプルでいて個性的な小紋です。 一般的な着物ルールでは6月と9月は単衣を着用することになっていますが、単衣とは裏地を付けない仕立て方のことで、生地は袷と同じです。どんな生地でも単衣に仕立てることはできますが、やはり肌につかないシボのあるものが着心地が良く、紬なら塩澤、染め物なら縮緬をオススメします。 また、裏地(八掛)がありませんから裾がめくれた時に生地の裏側が見えてしまうことに。表面に捺染されただけの裏白のものより、裏まで染料が浸透したものや両面染めのものがよいでしょう。 こちらは、しっかりと手染めされた上質の縮緬地で、軽くてさらっとした着心地が単衣仕立てにぴったりのお召し物になります。 ◆身丈(背中心)　161.0cm　 ◆袖丈　48.0cm ◆裄　67.0cm ◆前幅　24.0cm ◆後ろ幅　31.0cm ◆広襟　ホック式 ◆襟裏・背伏せ(正絹)付き 一部しつけ付きの未使用品。 【名古屋帯】 夏単衣には透け感のある夏帯を合わせますが、秋単衣には芯の入っていない冬物の帯を合わせます。 こちらは、芯無し・かがりの八寸帯で、銀鼠の地に菊と桐を詰めた菱文を並べて織り上げました。有職文様といわれる古典柄ですが、赤の効いた色使いが大人可愛い印象です。 ◆松葉仕立て ◆たれ丈　308.0cm 　手丈　28.0cm ◆たれ幅　31.0cm 　手幅　15.5cm　 キズ汚れのない美品。 【帯揚げ・帯締め】 しっとり大人っぽい雰囲気に仕上げたかったので、江戸紫の小物でまとめました。着物の柄と呼応して、上品な華やかさも加わります。 帯揚げは丸洗いクリーニング済みの美品、帯締めは未使用の新品です。 ※単品参考価格 　小紋　15,000円 　名古屋帯　6,000円 　帯揚げ　3,000円 　帯締め　4,000円