2020年にieribで個人オーダーしたシャツジャケットです。 購入時の価格は9万円ほどでした。 購入後、クローゼットに保管していたので未使用品になります。 サイズは46で、私の体型(178cm69kg)でちょうどいいサイズ感になります。 DEVOA、incarnation、JULIUS、individual sentiments、nude:masahiko maruyama、ISAMU KATAYAMA BACKLASH、paul harnden等がお好きな方は、是非ご検討ください。 (平置き採寸値) サイズ46 肩幅45.5 身幅49.5 前着丈73 後着丈71 袖丈 66 本体素材 : 100% 綿 (JP 19oz SELVEDGE DENIM) テーラーリングの技法に基づいたシャツジャケット。 品の良いシルエットと軽やかな着用感で軽装でも存在感の強いスタイリングが可能となります。 デザインは徹底してミニマルな仕上がりを心掛け、裏向きでボタンが外側からは見えない仕様など細かな部分に拘りを感じる作品です。サイズ感はタイトめ。 (素材について) 国産の重厚感や堅牢感溢れる、ヘビーリネンを素材に採用しています。 しっかりと度詰めに織られた硬質な印象とは反対に、使込む程に柔軟性が増す性質を併せ持ち、着用を重ねる事で、レザーの様にアタリや擦れ、着用皺が生成されて行く経年変化が愉しめます。 PLANT DYEの天然染料を用いた染色を施す事で、墨黒ともまた違う独特の京黒色を表現しています。 裏地には滑らかな肌触りが特徴となるコットンをメインとしたライナー素材を採用しています。 ieribが選別したオリジナルのボタンが、一つ一つ丁寧に手巻きで取付けられています。 (染色方法について) アメリカ先住民マヤ族が伝統的に使用していた草木を原材料にした染料、染色方法です。 日本では明治中期に輸入され始め、大正になると"京黒染"として定着しましたが、ログウッドと鉄分(鉄媒染)、そして重クロム酸カリを重ねる"三度黒"が開発され、現在に至ります。 近年では、年々生産量が減っており中々入手し辛い、大変希少な染料、染色方法になります。 今回ieribでは、鉄媒染で下地を染色した上で、ログウッドとマリーゴールドから抽出した染料で染色。